9月26日(水) 15:00~15:45

FB-02病院食における異物混入状況に関する後方視的縦断研究

講演要旨

本講演の目的は、病院食の異物混入とその対策について特定機能病院である静岡がんセンター栄養室が保管しているインシデント・アクシデント報告を後方視野的に明らかにし、どのように業務改善が行われてきたのかを検証し共有議論することである。

青山 高
講 師

青山 高 氏
静岡県立静岡がんセンター
栄養室
専門主査

プロフィール

略歴
1966年 静岡県三島市生まれ 

京都短期大学卒業後、現在、静岡県立大学において博士 (食品栄養科学) の審査を受けている。

1992年 厚生労働省東海北陸地方厚生局に入職 (厚生労働技官) し、国立病院および療養所 (現: 国立病院機構) において栄養係長として4施設を歴任後、

2002年 静岡県に入職 (静岡県技術吏員) し、静岡県立静岡がんセンター栄養室に配属され現在の専門主査、リスクマネージャーに至る。

資格としては管理栄養士、介護支援専門員、NST専門療法士、がん病態栄養専門管理栄養士、日本静脈経腸栄養学会学術評議員
執筆論文は 英文3編 和文9編。今回のテーマの以下論文含む
「病院食における異物混入状況に関する後方視的縦断研究: 日本栄養士会雑誌, 60(12), 679-686, 2017.」

助成金取得は

2008年 日本静脈経腸栄養学会 第8回 味の素ファルマAward受賞 「造血幹細胞移植における栄養管理の標準化作業」
2015年 第47回 がん振興財団研究助成 「同種造血幹細胞移植における前処置とそのストレス度合に合わせた栄養パスの妥当性」
2016年 日本栄養士会 平成28年度 栄養指導等に関する研究助成 「同種造血幹細胞移植における前処置とそのストレス度合に合わせた栄養パスの妥当性」
2018年 日本クリニカルパス学会 優秀英語論文賞 「Nutritional risk in allogeneic stem cell transplantation: Rationale for a tailored nutritional pathway: Annals of Hematology, 96(4), 617-625, 2017.」